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(C)バードナチュラルライフクラブ
ごあいさつ
~バードナチュラルライフクラブ誕生の物語~

愛鳥家のみなさま、ようこそ、バードナチュラルライフクラブへお越しくださいました。

はじめに、当クラブを発足するきっかけになった出来事をお話したいと思います。



私、代表の若杉は、10年間、看護師として働いてきました。
精神科→癌専門病院→ホスピスと経験し、
「さて、次はどんな経験をしたらいいだろう」と考えていた時期、
呼吸器疾患を患ってしまいました。
身体に、ごまかしや無理がきかなくなり、仕事を辞めて、
無期限の休養期間に入りました。

そんなときです。
ある日、とあるショップで、毛引きと自咬症のオキナインコに
出逢いました。
その子は、当時、満1歳、あどけなさの残ったまん丸の瞳で、何かを訴えていました。
あきらかに、どこか体調を崩していることがわかりましたが、お迎えをすることは慎重に
ならざるをえませんでした。
我が家には、すでに10歳になるオキナインコがいたからです。
心配ごとは2つ。
一つは、この子が感染力の強い病気にかかっていたら、10歳の子にとって危険です。
もう一つは、安易にレスキューしてしまうと、第2、第3のこの子をつくってしまうことに
なりかねないからです。
1つ目の心配は、検査に出してもらうことでクリア。
2つ目の心配は、じっくりと店員さんとお話してみて、答えをだしました。
正直、こんなになるまで放っておくなんて・・・という思いもどこかにありましたが、
じっくり複数の店員さんにお話を伺うと、みなさん、とても鳥さんが好きなんですね。
ただ、本来はプロとして身につけておくべき知識や情報を、
あまりお持ちではない、という

印象を受けました。
残念なことですが、これは珍しいケースではないと感じています。

さて、お迎えしてすぐに、鳥さん専門病院へ駆け込みました。
的確に診察してくださり、この子の改善すべき点が明らかになりました。
  ・呼吸器疾患   ・毛引き
  ・栄養障害     ・自咬症
  ・精神的な問題(分離不安、夜間パニック)

すぐに、濃厚な治療と看護を開始しました。
家族みんなで幸せに暮らしたい、という願いをこめて「ふく」と命名しました。
ここで、ふくが私のもとへ来てくれた意味に気づくのです。
私と同じ呼吸器疾患を患い、小さな身体でがんばっているふくを見ると、
とても励まされました。
小鳥の看護をしてみて、なんら人の場合と変わらない、という感想ももちました。
ホスピスで学ばせていただいた、暮らしの中での工夫も役立ち、気づけば、
豊かに暮らすことの素晴らしさ、奥深さに、心ときめいていました。
ふくのために作った愛鳥菜園で新鮮な野菜を、遅起き早寝の規則正しい生活を、
私も一緒に実行するうちに、あら不思議、1人と1羽は、足並みをそろえて
回復していきました。

これは、ほんの1例ですが、動物たちは私たちに何かを伝えるため、
教えてくれるために、やって来てくれると言われています。

鳥さんにとって良いことは、人にとっても心身ともに良い影響がある場合が
多いと思います。




ところで、ふくの出身ショップはどこか、尋ねられることが多いのですが、
私はどなたにもお話しないことにしています。
それは、一人一人のスタッフさんとお話したときの、
鳥さんを愛しているという印象を信じたいからです。
わからないこと、知らないことは、誰にでもありますよね。
ショップさんには、ぜひ、これからも、私たち愛鳥家を支えるひとつの柱として、
がんばっていただきたいと思っています。

私たちも、素晴らしいお医者さまやショップさんなどの普及を
待つばかりではいられません。
愛鳥家のニーズを知っていただく努力もしたいと思います。
 
皆の力が一つになったとき、鳥さんと私たちをとりまく環境は、
大きく飛躍していることでしょう。
 
さあ、みなさんも、「バードナチュラルライフ」をはじめてみませんか。


代表  若杉江里
  

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